先日、こんなお話をお聞きしました。
周りには人がいるのに、ふとした時に、自分だけがひとりぼっちのような気がしてしまう。
みんな楽しそうなのに、自分だけが空気のように存在している気がするんです…。
こうしたご相談は、実はとても多く寄せられています。

なぜか自分だけが浮いてしまう感覚
「普通の人なら体験しないような、つらい記憶があるから、みんなと同じように感じられないんです」
そう語られる方が多くいらっしゃいます。
まわりの人が悪いわけでも、自分が間違っているわけでもありません。
それでも、なぜか自分だけが浮いてしまっているように感じてしまう。
その感覚の正体は、
孤独感
かもしれません。
実は…人との距離は「心の中の孤独感」が作っている
まわりに人がいても、ふとした瞬間に「距離感」を感じることはありませんか?
その距離感は、実際に人との関係が遠いわけではなく、
心の中にある孤独感
が作り出している場合があります。
たとえば、小さい頃につらい出来事を経験したり、
気持ちをわかってもらえなかったことが多いと、人と一緒にいても
- 「どうせわかってもらえない」
- 「ここには自分の居場所がない」
と感じてしまいます。
それが人との距離を感じさせ、さらに孤独感を強くしてしまう、悪循環を生み出すのです。
孤独を癒す、ほんの少しの心の向き合い方
孤独感を和らげるために大切なこと。
それは、浮かんできた気持ちを
否定せずにそのまま受け止める
こと。
たとえば、
「辛いな…」と思った時は、
「うん、辛いよね」と、やさしく自分に声をかけてあげてください。
それだけで、心の緊張がすっと緩んでくることがあります。

もし誰にも話せないと感じる時は、
あなたの心の中にある“あたたかい存在”を思い出してみてください。
誰とも繋がれないと感じる時には、胸に手を当てながらあたたかい存在をイメージしてみましょう

その存在は、やわらかな光であなたを包み、
そっと孤独に寄り添ってくれます。
心の中で語りかけてみると、小さなリアクションが返ってくるかもしれません。
それでも一人で抱えるのがつらい時は
人に話すことで、心の重しがふっと軽くなることもあります。
信頼できる誰かに話すのもよし、安心できる場所で、カウンセリングを受けるのも選択肢です。
あなたが「本当の意味で安心できる場所」と出会えますように。
カウンセリングのご相談はこちらから
電話
〈0798〉42-7182
LINEより連絡

コメント