自分を大切にすると人間関係が壊れる…そんな時に考えてほしいこと
「自分を大切にしたい」
そう思って行動してみると、意外にも人間関係がぎくしゃくしてしまうことがあります。
今まで、他人の期待や要求に応えながら、自分の気持ちを我慢してきた人ほど、
この現象に戸惑うのではないでしょうか。
私のもとに来られる方も「自分を大切にすると、人が離れていってしまう」と、
寂しさや不安を口にされます。
しかし実は、この変化は「自分らしさを取り戻しているサイン」でもあるのです。

自分を大切にすると、人間関係に変化が起こる
長い間、自分の気持ちを抑えて他人を優先してきた人は、
無意識のうちに「相手の期待に応える関係性」を築いています。
その関係に慣れていると、自分の想いや気持ちを伝えたとき、相手から否定されたり、
冷たい言葉をかけられることがあります。そして、伝え続けるうちに相手が離れていくこともあります。
「どうして分かってくれないの?」
「大切にしたいのに、拒絶されるのはつらい」
そんな気持ちが込み上げてくるのは当然です。ですが、そこで気づくのです。
それまでの関係は「自分を押し殺して維持してきた不健全な関係」だったのだと。
不健全な縁は離れ、健全な縁が生まれる
自分を大切にしていく過程で壊れてしまう関係は、
実はあなたにとっても相手にとってもマイナスであることが多いのです。
本当の意味での人間関係とは、互いの気持ちを尊重し、
依存や従属ではなく「横のつながり」で支え合えるもの。
あなたが自分を大切にし始めると、それまでの「不健全な縁」は自然と離れていきます。
その一方で、新しい出会いも少しずつ生まれます。
新しい関係性では、自分の気持ちを伝えながら、相手の気持ちも尊重できるようになります。
お互いが自立した、心地よい関係性です。
そのような関係が増えるにつれて、「我慢してまで人と繋がる」という苦しさは減り、
生きづらさも和らいでいきます。
寂しさを感じるのは自然なこと
もちろん、これまで近くにいた人が離れていくと、寂しさが出てくるのは自然なことです。
ですがその寂しさは、新しい人間関係へと進むための「通過点」にすぎません。
大切なのは「自分を裏切らずに生きること」。
あなたが自分を大切にすることで、必ず心から安心できる人とのご縁が広がっていきます。

まとめ
自分を大切にすると、人間関係に揺れが生じることがあります。
しかしそれは、あなたが“本来の自分らしさ”を取り戻し、健全な関係性へと進んでいる証です。
寂しさを感じても、その先には「尊重し合える関係」が待っています。
今までに経験したことがない、心地よい人間関係を築いていくことができるのです。
もしあなたが、
「人間関係の変化がつらい」
「自分を大切にすることが怖い」
と感じているなら、一人で抱え込まずにご相談ください。
西宮市のアダルトチルドレン専門カウンセリングでは、
あなたが自分を大切にしながらも安心して人と関わっていけるようサポートしています。
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